THEME募集課題

課題番号 0013

カーボンニュートラルに資する技術

2023年11月14日~2023年12月13日

募集終了

2023.11.14

道路運営でカーボンニュートラルに貢献したい

 

 現在、地球温暖化は深刻な問題となっており、その影響はますます顕著になっています。世界中で再生可能エネルギーの導入や二酸化炭素の排出量削減に向けた取り組みが進められています。
 わが国でも温室効果ガス削減に係る目標としては、2030 年度に46%削減、更には2050 年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)を掲げており、「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」において2050年カーボンニュートラル実現が求められています。

 

【参考資料】:『パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略』(環境省HP資料データ本文)(リンク

 

 愛知道路コンセッション(株)は、有料道路の運営者として、保有する各有料道路において、再生可能エネルギーの導入や二酸化炭素の排出量削減に向けた取り組みを進め、地球温暖化防止のために積極的な取り組みを行っています。

 

●電気自動車の利用環境整備


大府PA(上り)  EV充電ステーション

阿久比PA(下り) EV充電ステーション

 

●道路照明灯のLED化


トンネル照明のLED化

料金所等の照明のLED化

 

 しかし、これまでの取り組みだけでは不十分と考えており、より積極的にカーボンニュートラルに関する取組みを進めたいと考えています。そのため、愛知道路コンセッション(株)は、カーボンニュートラルに資する技術を募集することにしました。

 

 本公募では、以下のような技術を募集します。

  • カーボンニュートラルに資する材料
     既存の材料と比較して同等以上の性能でカーボンニュートラルに資する材料を募集します。例えば、省エネルギーで製造した材料、再生可能エネルギーを使用して製造した材料、二酸化炭素を吸収する材料、リサイクル素材を原料とした材料などが挙げられます。
  • カーボンニュートラルに資する工法・技術
     既存の工法と比較して同等以上の性能でカーボンニュートラルに資する工法・技術を募集します。例えば、二酸化炭素の排出量を削減できる工法、再生可能エネルギーを使用した施工方法などが挙げられます。
  • カーボンニュートラルな施策
     カーボンニュートラルに資する施策を募集します。例えば、再生可能エネルギーを使用した高速道路・PAの運営方法、二酸化炭素の排出量を削減できる道路管制や道路環境整備、渋滞対策、道路維持管理の効率化方法などが挙げられます。

 

 

【実証における制約条件】

ご提案の内容により、個別に検討・設定させていただきます。

 

【フィールド候補】

室内試験:茨城県、前田建設工業(株)ICI総合センター施設内
現場試験:愛知道路コンセッション(株)の運営する道路等の構造物
※応募者の状況に応じて、ヤードや開催時期の調整をさせていただきます。

 

 皆様からの技術提案をお待ちしております。