愛知県有料道路運営等事業は、有料道路においてコンセッション方式※が導入された日本初の運営事業です。私達、愛知道路コンセッション(株)は、民間事業者として最大限創意工夫を行い、低廉で良質な利用者サービスを提供していきたいと考えています。一方、最近は、AIやロボット技術をはじめとした技術革新により、全産業を通じて技術開発の質やスピードのレベルが高まっており、一般市民の要望も高度化かつ多様化しています。
そこで、実際に供用されている施設を活用して技術実証を行うことにより、道路運営事業における社会的課題を解決しながら技術の社会実装を支援するしくみとして『愛知アクセラレートフィールド』を構築しました。
※コンセッション方式:利用料金の徴収を行う公共施設について、施設の所有権を公共主体が有したまま、施設の運営権を民間事業者に設定する方式
本しくみは、愛知道路コンセッション㈱が中心となって抽出した社会インフラの運営・維持管理上の課題に対し、これを解決する新技術のマッチングを行い、供用環境にある実際のインフラ施設を活用して技術実証を行いながら課題の解決を図るものです。本しくみで効果が認められた技術を当該事業の実務で活用することにより、効率的な道路運営に繋がるとともに、地域住民のみなさまに対してより低廉で良質な道路サービスを提供することができます。
実際に供用されている施設を
無償で利用して技術実証を
行うことができます。
参加条件を満たせば業界を
問わずどなたでもエントリー
することができます。
技術の有用性が確認されたもの
については、積極的に実務で
活用していきます。
※エントリー内容が審査基準を満たさない場合、面談を行う前に参加をお断りする場合があります。
※技術実証の実施には、愛知道路コンセッション(株)と愛知県道路公社の了承が必要です。
技術実証実施後、愛知道路コンセッション㈱を中心に結果を評価させて頂いた上で、その後の実施の方向性について協議させて頂きます。実務に活用できると判断したものは積極的に取り入れていきます。