課題番号 0005
長期間低コストでインフラ施設をモニタリング
募集期間:2019年7月1日~2019年7月31日
募集終了
2019.03.29
長期的なインフラ施設のモニタリングを低コストで行いたい
課題0001では、現場において橋梁に近接することなく挙動を把握する技術に着目しましたが、インフラ施設の管理者にとって、現地に足を運ぶことなく遠隔地から状況を把握できるモニタリング技術も魅力的です。道路インフラは24時間365日動き続けており、いつ起こるか分からない事故や災害に備えて休むことなくインフラを構成する多数の構造物の状況を監視し続けることが必要です。そのため、例えば、崩落が懸念されるのり面を簡易な装置で挙動モニタリングしたり、橋梁ジョイント部において地震時に段差が発生したかを簡易な装置で早期に検出したりなど、遠隔から状況把握できるようにすることによって適切なタイミングで現地の状況を把握し、時期を逃さずに的確な措置に繋げられるようになることが期待されます。しかし、現状では、モニタリング装置の設置や導入にイニシャルコストと時間がかかったり、通信や装置の管理などのランニングコストがかかるため、なかなか普及していないのが現状です。
コストのかかる行為を減らして課題を解決
上記のような長期的なインフラ施設のモニタリングにおいては、現地にセンサやカメラなどを設置する必要があると思われますが、低コストで実施するためには、例えば以下のような作業を可能な限り減らす必要があると考えます。
上記のような作業を可能な限り減らし、長期間低コストでインフラ施設をモニタリングできる技術を募集します。提供する技術実証フィールドは、応募頂いた技術の特性と現場の制約条件を勘案しながらフィールドを選定させて頂きます。