THEMEエントリー募集中の課題

課題番号 0004

3Dデータ活用によるインフラ維持管理の効率化(CIMによる維持管理の効率化)

募集期間:2019年5月8日~2019年6月7日

募集終了

2019.03.28

インフラ情報を簡単・確実に管理したい

 インフラの維持管理に関する記録は、数多くの帳票や図面などによって管理されています。これらの記録に情報が入力される際、インフラ施設の形状は、平面図や断面図などの複数の2次元形状として表現されるため、不慣れな職員では記録の理解に時間がかかったり、間違って理解する場合があります。このような情報伝達の齟齬が生じると、業務の手戻りの原因にもなるため、直観的に理解できるようにインフラ情報を管理し、生産性を高めたいという要望があります。また、維持管理にあたる担当職員は異動などにより入れ替わりながら長年にわたって業務を引き継いでいくため、情報の継承を確実に行いたいという要望もあります。

 

古くから残された情報は3次元化すること自体に手間・コストがかかる

 最近では、インフラ施設を設計段階から3次元データで扱い、これらのデータについて維持管理段階を含めたライフサイクル全般にわたって活用していく『CIM』の考え方が広がっています。CIMを活用することによって、インフラ施設の形状・寸法のデータが視覚的に分かりやすい形で保存され、これに各種管理情報を紐づけることができるため、情報伝達における齟齬の低減や確実な継承への寄与が期待できます。しかし、3D-CADが普及していなかった時代に整備されたインフラ施設においては、2次元のデータしか残されておらず、それらを3次元データ化するだけで大変な労力とコストがかかってしまうため、なかなか3次元データ化して管理することができません。さらに、建設されてから長期間経過したインフラ施設の場合には、竣工図書などの情報が破棄されてしまっている場合もあり、図面情報が利用できない場合もあります。

 

「簡単・低コストでCIM環境を構築できる技術」で課題を解決

 以下の要件を満たす技術を募集します。

 

 【募集技術の要件】

① 図面が存在しなくても現場(構造物や設備など)の状況を簡単・低コストで3次元化できる技術

②  3次元データを直感的な操作で扱うことができる技術(現地に行かなくても、バーチャル空間で高所や狭隘な空間を直感的に理解することができる)

③  3次元データに帳票や写真、動画などの管理情報を紐づけることができる技術

 

 【技術実証における制約条件】

 有料道路上の車線規制を伴わず、一般道における走行車両の安全な走行を妨げないことが条件となります。

 

 【提供する技術実証フィールド】

 応募頂いた技術の特性と上記制約条件を勘案しながらフィールドを選定させて頂きます。