THEME募集課題

課題番号 0003

逆走車両・歩行者の侵入防止

2018年11月5日~2018年12月4日

募集終了

2018.11.05

エントリー募集は終了しました

ご応募頂きありがとうございました

 

安全な走行環境を提供したい

近年、⾼速道路において、逆⾛⾞両による交通事故が全国各地で度々発⽣し、ニュースや新聞に取り上げられています。愛知県有料道路においても逆⾛⾞両は発⽣しており、さらには歩⾏者が、通⾏を認められていない有料道路に侵⼊してしまうケース( 下図参照)も少なからず発⽣しています。こういった⾞両や歩⾏者の侵⼊は、道路を通⾏する利⽤者の皆様だけでなく、侵⼊してしまった当事者の⽅にとっても⾮常に危険な⾏為です。

 

出⼝からの侵⼊イメージ

 

現状は標識や看板、電子掲示板による注意喚起

上記のような⾞両の逆⾛や歩⾏者の侵⼊を抑制するため、現状としては下の写真のように電光掲⽰板や⽴て看板による注意喚起を実施しています。しかしながら、運転⼿や歩⾏者の中には有料道路へ侵⼊している認識がない場合が多く、看板を⾒落としている場合があります。また、侵⼊される⽅は外国籍である場合も多くあり、看板が⽬に⼊ったとしても侵⼊してはいけないことを認識していない可能性もあります。

有料道路出⼊り⼝付近の注意喚起⽅法の例( 現状)

 

『逆走車両や歩行者の侵入を自動検知する技術』や『侵入した車両や歩行者を安全に退避させる技術』で課題解決

以上のことから、注意看板設置よりも確実な⽅法で侵⼊を防⽌する対策が求められています。
そこで、以下の要件を満たす技術を募集します。

【募集技術の要件】


① ⾞両の逆⾛や歩⾏者の侵⼊を⾃動的に検知できること
( 画像撮影技術を⽤いる場合、ナンバープレートや⼈間の顔が特定できないようにする画像処理が可能であること)
② ⾞両の逆⾛および歩⾏者の侵⼊を検知した時に、逆⾛発⽣場所や侵⼊ゲート等の情報を速やかに道路管理者および管制室へ⾃動通知できること
③ ⾞両の逆⾛および歩⾏者の侵⼊を検知した時に、通常⾛⾏⾞両の通⾏を妨げずに、当⼈に対して確実に侵⼊したことを伝えられること
④ 通常通⾏⾞両に対して逆⾛⾞両および侵⼊者の存在を知らせ注意喚起できること


※ 上記要件の⼀部に合致する要素技術のご提案も歓迎します。
( 他の要素技術との組み合わせを検討させて頂きます。)

ARCが監理する以下の有料道路を技術実証フィールドとして提供

以下の路線を技術実証フィールドとして提供します。


【技術実証フィールド概要】


フィールド① : 知多横断道路 セントレア⼤橋取付⾼架橋
フィールド② : ⾐浦豊⽥道路